ァイブスター物語 13巻分連載時感想

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ファイブスター物語 感想

14巻 15巻  16巻 17巻
18巻(予定) 19巻(予定)

変更された名称、設定
ファティマ一覧

2012年11月2日(金)

○「ゴティックメード-花の詩女-」

(ネタばれ)

・「ファイブスター物語」の永野護が監督、原作、脚本、絵コンテ、原画を描くSFロボットアニメ。

・内容は植民惑星カーマインの人々を導く預言者の少女ベリンを
 ドナウ帝国の皇子であり騎士のトリハロンが護衛をしながら旅をして
 襲ってくる敵を倒し目的地に到着するという至極単純なもの。

・大方の予想通り完全にFSSの外伝でした。というより本編中に描かれても違和感のない内容。
 まずあのクセのある永野絵がそのままアニメになって動いてることに感動。
 ベリンがいわゆる清楚な少女かと思ったら意外と皮肉屋で驚いた。
 メインであるロボット戦ですがこれは始まってすぐに決着が着きます。
 これはFSSでもいえることですがロボットをじらしにじらして見えを切って登場。
 そして戦闘はあっさり終わるというパターン。
 爽快に動くロボット戦を期待していた人は肩透かしだったかも。
 騎士の動きの速さ、ロボットの音などFSSの漫画で表現したかったことなどがよくわかりました。
 主役のロボットGTM「氷のカイゼリン」のデザインはカッコよくて好きです。
 装甲の色が赤くなったり青くなったりしてたけどあれの意味は何だろう?
 GTMメロウラと騎士がかっこよく登場したのに出撃できなくて笑った。

・FSS要素はOPにデザインの変わったKOG、ソープ、ラキシス、カレン、ヘッド・ライナー、
 ハイランダー、破裂の人形、マーク2、システム・カリギュラ、スタント遊星、ブラウニー博士、
 ドラゴン、エルディアイ・ツバンツヒなど。
 ラストシーンにいたのはクリスティンとファティマ町、ジークボゥとファティマエストかな。

・という訳でFSS読んでいて副読本も買っているような人は観て損はないかと。
 パンフレットはロボットの設定資料などが載ってるので買っておいたほうがいいです。
 予告映像でも流れていた主題歌の「空の皇子 花の詩女」はお気に入り。
 あとはFSSの漫画を描いて完結させて下さい。(せめて8話まで)

2013年4月11日(木)

○「ファイブスター物語(月刊ニュータイプ2013年5月号)」

・映画「花の詩女 ゴティックメード(GTM)」も無事完成上映され9年ぶりに連載再開。
 さあFSSをじっくり読むかとページを進めるとGTMになっていて驚く。
 まあこのことは最近ネットで騒がれていたのでそれほど拒否反応はなかった。
 この作品ではロボデザインや設定の変更が頻繁で矛盾も多く出てくるがもうそういうものだと受け止めている。
 デザイン先行の作品なのだろう。年表の根幹のストーリーが崩れないかぎりは自由でいいんではないだろうか。
 むしろ作者がまた何かやらかしてくれるのではと楽しみにしてるというのが本音か。
 この新しいGTMとAFの設定もまた飽きて新しい設定にならないとはいえないし。

・この作品は変わった作品で本編の単行本より設定本のほうが多く出ている。
 設定本には次の話はこうなる予定とか書いてあるのだが中々本編で予告通りにはならない。
 と思ったら忘れた頃に過去に書いていた設定が出てきたりして読者がニヤリとするそんな作品だ。

(今月の内容)

・MHが全てGTMに変更。名前も全て変更され混乱してしまう。
 ダッカス・ザ・ブラックナイトは縄文土器のようなデザイン。
 バッシュはもう見れないんだろうか。好きだったんだけど。
 バーガ・ハリは旧Aトール。デムザンバラは旧シュぺルター。カーバーゲンは旧ガスト・テンプル。
 GTMのデザインは嫌いではないが今月出たGTMはみんなシルエットが似通ってる。
 アシュラテンプルみたいな重装甲GTMとか出てくれるといいんだけど。

・最初映画の「GTM」を観た時はGTMが退化したロボットにファティマを積んだのがMHだと思ってたが、
 制御システム「シン・ファイア」より「AF(ファティマ)」の方が優秀なのか。
 AFの新しい服アシリア・セパレートはGTMを遠隔操作ができるみたいだ。
 プラスチックスタイルの時代は短かったな。

・出てくるおっさんキャラがカッコいい。シュマイスが怪我をしたAFミロンを腕にまたがらせるシーンが良い。
 デコースがエストにデレるとは驚き。性格が丸くなったな。
 死相が出てるがベルベットをスパークに仕込むまで死なないか。
 しかしエストがデコースに優しくされてうれしがってるとヨーンが報われない。バーシャとは違うからいいのか?
 ジィッドはいまだ小物感が強い。今後「背徳者」の名を冠するようなことをするのかね?
 ニナリスは一応4大マイト(AFガーランド)スティール・クープ作なのにエストじゃ格が合わないのか。
 AFコンコードもフローレス・ファティマになった。もうフローレス・ファティマが何人いるか把握できない。

・年表も大きな流れは変わってないが細かいところが変更されてる。
 太陽暦は前からあった設定だがモナーク紀、伝承紀、アズビュート紀が追加。

・「セントリー」がドラゴン。「ライブ」がLEDのことか。映画「GTM」に出てきたラブの正体かな。
 GTMカイゼリンはMHジ・エンプレスそのものだったようだ。
 それが天照に渡されゼノア・アプターブリンガー(旧ゴウトミラージュ)になると。
 LEDミラージュはツァラトウストラ・アプターブリンガー に変更。舌を噛みそうな名前。
 「最大馬力:推定1000京馬力以上」に笑ってしまった。昔の3兆馬力って設定でも想像つかなかったのに。

・まあここまで自分で積み上げたものをひっくり返すというのは中々できないと思う。
 今月号を読んで自分はロボットのデザインや設定は当然好きだが永野護の漫画が好きなことを再認識した。
 アニメやデザイン設定集を出すのもいいけど漫画の連載が長く続いてくれることを願うばかり。

2013年5月12日(日)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2013年6月号)

・今月もちゃんと載っていて安心した。
 先月の「アシリア・セパレート」の説明でGTMを複数機遠隔操作できるというので
 AFバクスチュアルや旧LEDミラージュの「ライド・ギグ」の立場がないなと思ったが
 ちゃんと違いを説明してくれた。
 「アシリア・セパレート」は一定の動作制御しかできないので
 騎士との戦闘は無理だが数千機のGTMを同時制御可能。
 バクスチュアルはアシリアなしで騎士の乗ったGTMの戦闘制御を同時に5機から10機可能。戦闘もできる。
 「ライド・ギグ」は「並列演算戦闘ストライバー・システム」に変更。アシリアとはまったく異なるらしい。

・和気あいあいしてるバハットマ軍は微笑ましいがジィッドのニナリスいじめは気分が悪い。
 部下の方が気を使っていて一番空気読めてないのはおまえだろと突っ込みたい。
 今後はジィッドがニナリスを放ってアウクソーを狙うとかそんな展開だろうか?
 大物然としているデコースはアララギ・ハイトを見て何か感じたようだが?

 アクト2スタックコード~ダーク・ビジター~
 プロムナード3「プロポーズでびっくり」の巻

・副題で色々想像をかきたれるがちゃあがジークボゥにでもプロポーズされるのか?
 デコースの部下達がエストに「さん」や「様」付けなのは上司の奥さんに気を使ってるようなものかね。
 ミースがハイトに「ファティマよりきれい」と思わせたが
 本当にそれだけ美人なのか只ハイトがミースに惚れただけか。
 ハイトのカイエンに似ているという設定はこれからいかされそう。
 アウクソーがハイトをカイエンと勘違いするとか?
 バランシェ博士邸にモラード、ミース、桜子、コークス、ジンクと星団5大ガーランドが勢ぞろい。
 ジンクって誰?と思ったがサリタ・アス・ジンクか。アナンダ、オキストロ、スクラープの制作者。
 桜子はちゃあの素姓を知ったようだ。ログナーに言われて幼名を調べたのかね。
 天照家とログナーに目をつけられて怯えているみたい。
 ミースやモラードは一見常識人を装っているが現在マキシを造ったり
 ザ・タワーを造ったりと常識外れのことしてるんだよね。
 最後はマーク2と「湖のオーハイネ」を連れてエルディアイ・ツバンツヒさん声だけ登場。(cv三石琴乃)
 マーク2は人型に変形するところが見たい。
 スピードミラージュがマーク2に似てるのはツバンツヒが設計したかららしい。

2013年6月13日(木)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2013年7月号)

・いきなり誤植発見。
 「コーラス」→「コークス」 「将子」→「桜子」だよね?どこにコーラスがいるのか悩んでしまった。

・扉絵の「湖のオーハイネ」の説明を見るとマーク2はギャグメカ扱いらしくちゃんとした活躍は見れなさそう。

・今回はファティマが沢山出てきた。名前が書いてないと誰が誰だかわからない。
 コークス作「ゼーリス」。モラード作「ビルド」、「エスト」。ジンク作「シュミレ」。桜子作「白桃」。
 バランシェ作「ソナー」。ミース作「アルファ」。
 バランシェ22番目ファティマ「ソナー(ソーナー)」がすごくあっさり出てきた。
 今のところマスターはおらずミース預かり。

・アウクソーは精神的に壊れてると思ったが普通に会話したり料理作ったりしている。
 ファティマとして壊れてるってことか。
 「マスター認識」が外れたにも関わらずカイエンをマスターと認識しGTM感応機能も失われている。
 このままでは星団法違反なので廃棄処分だがツバンツヒの助言で
 「フローレス」の称号を申請して延命をはかる流れのようだ。
 自分がどうも「フローレス」にピンとこないのは多分メガエラがお披露目前からこの称号をもってるせいだ。
 アウクソーはバランシェに完成前に勘当されているらしい。これは伏線か?
 アウクソーはカイエンのために作られ星団初ファティマ「フォーカスライト」を
 元に作られたりと設定が複雑なので何かありそう。

・エルディアイ・ツバンツヒ。映画「花の詩女 ゴティックメード」で先に登場し漫画で満を持して登場。
 又の名をストーイ・ワーナー博士。破裂の人形を設計したGTMガーランドにして超帝国騎士。4000歳以上。
 後にグリース王立内宮高等学校の女子高生をしたりミラージュ騎士団のレフト18として入団したりするらしい。
 作者のお気に入りキャラなのか描写に気合が感じられる。服や髪を描くのがめんどくさそう。
 館を守っていたハイトはツバンツヒにいきなり攻撃されやられる。(気絶?)
 ファティマでもよけられる攻撃だったようだがそもそも何故攻撃した。威嚇のつもりだったのだろうか?
 モラード達はハイトのことを気にせずツバンツヒと普通に会話をしていてかわいそう。

・エストはバーシャの時の記憶はエストに戻った瞬間消去されるらしい。
 ヨーンを心配する桜子はショック受けている。
 カイエンの時のようにバーシャにヨーンとの記憶が甦ることはあるのだろうか?

・エストの妹ビルドがお見合い30回失敗してるようだが
 これは後にワンダン・ハレーのファティマになることは確定しているので
 ハレーをマスターと認め騎士としての復帰を待っているということかな。

・ツバンツヒによると人工生命体には人工生命体だけがもつ「生存本能」があるらしい。
 「アウクソーは壊れていない」と。何か別の理由があるみたいだが。

2013年7月12日(金)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2013年8月号)

・表紙はAFコンコード2989年アシリア・セパレート。
 アシリアは非常に高価なものなので戦闘以外はアラビクスーツ(デカダンスーツ)が主流のようだ。

・エストに2992年のヴァキシティのことを覚えているか聞く桜子。
 エストがヨーンのことを覚えていないのは当然だけど
 自分にバーシャという別人格があることは知らないのだろうか?

・ビルドについては先月書いたようにワンダン・ハレーを騎士と認めているが
 彼が騎士を廃業してしまったため次のマスターを決められずにいるようだ。
 これを「スタック・コード(貼り付いたプログラム)」と呼ぶらしい。
 自分とインタシティと比べて気後れしているビルド。
 表面上のスペックはビルドの方が上だけど経験値が違うからかな。(そういう問題じゃないか。)
 モラードがこれに気付かないのは天才キャラほど変なところで抜けているというこの漫画の伝統か。

・ツバンツヒがアララギ・ハイトを「突っかかってきたので動けなくした」と言っていたが、
 7月号を読み返すとハイトは別に突っかかってないじゃないか。話しかけるのも駄目なのか。
 このままバランシェ邸でミースによって改造人間になってパワーアップとかしないだろうな。

・ミースはビルドのためハレーの出身のベラ国のAP騎士団ツラック隊と連絡をとるようだ。
 「ツラック隊」はアクト5の題名なので今後出番があるだろう。

・モラードとツバンツヒとの会話。
 モラードは詩女ムグミカから預言と依頼をされツバンツヒはそれに興味があるらしい。

・「グリント・ツヴィンゲン」は「ダイバー・フォース」のことだろうけど細かく変わっている。
・ボルテッツ(ダイバー)魔法使いのような攻撃魔法。
・スコーパ―(パラサイマル)他人の意識を自分に飛ばす。預言。女性限定。
・オペラ(ハイブレン)人の意識を操る。
・グレイン(ルシェミ)無からの創造、異次元空間から物体を引き出す力。あらたまが持つ力。

・モラードは現在バランシェのように延命処置をしているようだ。
 詩女、バランシェ、運命の三女神、タワーの製作。そこからつながる中心。ジョーカー星団最大の謎「天照帝」。
 なんとシオの門番達が天照によって何人も消されているらしい。次元回廊にでもやられたかな?
 カリギュラは「ショウメ」が天照と戦える糸口になるのではと考えている。

・ツバンツヒはカリギュラとは別に天照に興味を抱き恋焦がれるようになったみたい。
 モラードはビルドの気持ちには気付かないのにツバンツヒには勘が鋭くなるんだな。
 ツバンツヒはラキシスやアイシャを敵に回すか。

・そしてモラードの口から2989年にムグミカが見た恐ろしい夢が語られる。

 「モナークセイクリッドCROWN5670000000-∞」

・星団暦56億7千万年∞。(ラキシス時間で星団暦7777年以降。)
 炎の女皇帝ナインはクラウン銀河の中心、時のない空間で人間の行きつく果てを見る。
 そこにはAF「光のタイ・フォン」と人類全ての記憶を記録し続けている「モナークセイクリッド」があった。
 「本来人類はモナーク紀より以前に…」とは実は「…滅びていた」とかそういうことだろうか?
 正直このことが語られるのはもっと後だと思っていた。(第8話の題名なので)
 タイ・フォンは「モナーク」への到達とデータの吸収を終えナインをマスターとして仕えるようだ。
 ナインのGTM「ウー・シング・ウ-ユー」は「五星物語」の中国語読み。
 ルビで「ファイブ・スター・スートーリーズ」と書かれていて意味深な名前だ。
 MHがGTMになった理由は(メタ的理由を除いて)カレンのいたずらと思っていたが、
 もしかして「リブート(再起動)」することと関係あるのだろうか?

2013年8月20日(火)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2013年9月号)

・扉絵はショウメ・タワーの解説。
 人間でもファティマでもなく新人類でも超人類でもない謎の生命体。
 超帝国剣聖。死んでもすぐ蘇生する。惑星破壊級の必殺技を持つ。変身ができる。
 身長は宇宙以上、体重はブラックホールより重くなれる。といったメチャクチャなスペックを持つ。
 そりゃミラージュ騎士のラストナンバーだから並の能力ではないと思ってたが神様レベルだろこれは。
 ファティマとしてのPGはオールVAでオール3Aのアトロポスや唯一VAを持つクローソーの立場が…。

 本編。
・星団暦2989年ハスハ王宮。今は亡きヤーボと若いヘアードの会話。
 ヘアードが育てている花は映画「ゴティックメード」のベリンが蒔いた種だろう。
 単行本3巻でラキシスがモラードへ、ムグミカがヤーボに語った予言「5つの星の物語」が再度言及される。
 ムグミカは人類の記憶を受け継ぐものが機械や人工知能なのが認められないようだ。
 まあ個人的には人類が今後何千何万何億年か後に滅んでも記録が残るならいいんじゃない?なんて思ってしまうが。
 人類の本当の歴史はモナークの騎士カラミティ・ゴーダース王ことファルク・ログナーが知っている。
 彼は太古の人類。真の遺伝子をもつ者。星団暦2020年にやってきたというのは天照が誕生したからかな。
 バランシェの母親アルセニックはログナーから星団の真実を聞き光のタイフォンを造ったということか。
 「小さな炎を上げる星」とはフォーチュンのことだろうか?

・ついに明かされた「ショウメ」の正体は蒼いセントリー「雷のブリッツ」の新幼生のこと。
 詩女はブリッツの命の水を使ってセントリーのファティマタワーを生み出せと言ったらしい。

・「セントリー」
 以前の「ドラゴン・ネイチャー」のことだがなんともあいまいな「存在」になってしまった。
 昔の設定では一般人には巨大なトカゲ程度の認識で実在が確認されていたのだけれど。
 5種の名前と以前の名前は、
・「ライブ・コントローラー」(命を統べるもの)…L.E.D.ドラゴン。幼生体「すえぞう」はアトロポスと放浪中。
・「カラット・ヴィンダー」(黄金の風)…フェザードラゴン 。幼生体「揚貴」は現在「炎の女皇帝」の依代。
・「ブラウ・ブリッツ」(蒼の雷)…サンダードラゴン。新幼生は今まで幼生とはまったく異なるらしい。
・「パルサー・フローラ」(漆黒の浮遊者)…ジェットドラゴン。ヤーンが好きでエストを見守る。
・「マグマ・バイブレーション」(大地の震動)…アースドラゴン 。幼生体は花櫚(オーリーン)。

・ブリッツの命の水の力のおかげというならタワーのチートじみたスペックも納得できなくもないが、
 そうなると命の水の力で復活したボスヤスフォートにもう少し力を与えてくれてもよかったのに。
 天照ばかりかナインにも無視されてたからね。ボスヤスフォートがかわいそう。

 「プロムナードその3プロポーズでびっくり!!の巻き」

・久々にちゃあ登場。(本編ではたいして時間立ってないが…)髪も長くなった。
 自分のGTMのことをマグナパレス(K.O.G.)といってるがやはり装甲を変更したちゃあ仕様のものだろうか?
 「プロムナード」と「FSS本編」ではキャラの姿が違ったりするがちゃあは身長180cm近くと大きい。
 桜子の身長は158cmでちゃあを見上げる感じで偉そうに会話しているところを想像するとおかしい。
 えみりぃことヒュートランは自己鍛錬プログラムのせいですっかりドМでアホなキャラにされてしまった。
 ちゃあは大おじ様(天照)から姫様(ラキシス)のご機嫌直すのと引き換えに
 ヨーンの場所を教えてもらったらしい。
 チンピラのような三人組に絡まれるちゃあだがそこに少女漫画のように格好よくジークが登場。
 ノルガン・ジークポゥ。ルミナス学園の生徒でちゃあの後輩。
 ヨーンとは親友。「ブラックプリンス」と呼ばれる。
 連載前からさんざん彼の名前が出ていたのだがやっと本編に登場した。
 三人組もあきらかに只モノではない。女性の持っていた剣はGTMマーク4マッハ・シャトルマのもの。
 となると女性はイゾルデ・サヤステかな?白組とはクバルカン法国法王騎士団のことか。
 しかし堅物のクバルカンの騎士が何故ちゃあに絡んだのかわからないな。
 後分かりにくいが最後のページの1コマ目の女性はミラージュ騎士レフト16のシトロン・メナーと思われる。

2013年9月11日(水)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2013年10月号)

・扉絵はガット・ブロウの説明。

・ガット・ブロウ(エレクトリック・マグニフィケート・カーソル・ガット・ブロウ)
 騎士の持つ携帯武器で主力の武器。10キロを超える重さを持ち普通の人間には扱えない。
・ガット・ブロウ・ヴィーニッヒ…携帯性を持たせた小さいサイズのもの。
 3キロ前後。騎士が使用するものは6、7キロ。
・ガット・ブロウ・ラングン…さらに長い刀身を持つもの。特別な意味を持ち儀礼的な場所で装備される。
 ミラージュ騎士団が使用するガット・ブロウは旧ミラージュマークのデザインを意識した形をしている。
 以前のスパイド(実剣)とスパッド(光剣)が全てガット・ブロウに変更されたようで、
 ソープがコーラスⅢから託されたスパッドなどもガット・ブロウになっているんだろう。
 しかし懐園剣は実剣と光剣の二振りあったがこれはどう変更されたのだろうか?
 トレーサーEx1で懐園剣を持つカイエンとアウクソーのイラストがあるがこの二振りか?

 本編。

・ジークと出会うちゃあ。
 ちゃあはヨーンのエストと黒騎士デコーズとの因縁話をもう知っているらしい。
 ちゃあのことをすごく心配しているジーク。普通に考えればちゃあに惚れているだろう。
 そこにいきなり現れたのはメヨーヨ朝廷大帝クラーケンベール・メヨーヨ。
 メヨーヨの重GTMホウライ(アシュラテンプル)、それも天位騎士クライマー・パイドルが負けたので
 それを倒した騎士の顔でも見に来たのだろうか。
 メヨーヨ大帝の名前を聞いても引かないちゃあはやはり大物か。

・そんなちゃあにクラーケンベールはいきなり「余の后にならぬか?嫁に来ぬか?」とプロポーズ。

・これにはちゃあも自分もびっくり。ちゃあにプロポーズするのは普通にジーク辺りと思っていたので。
 ちゃあは恋人いない歴=年齢らしい。クラーケンベールの反応は処女であることに喜んでいるのか?
 先月のチンピラっぽい3人組はミューズのことをつぶやいているのでやはりクバルカン法国の騎士のようだ。
 ガット・ブロウ・ラングンを持つイゾルデ・サヤステと男二人は「白の婦人」を使う法王騎士団の騎士か。

・クラーケンベールは大帝を前にして落ちついたジークを見て昔の話を語りだす。
 剣聖カイエンが前黒騎士ロードス公とAFエストを見届け人にとある立ち合いがあった。
 相手は少年と幼子。少年は右肩をたたき切られ黒髪の幼子は左腕をひじから切断されたという。
 傷の場所からしておそらく少年はダイグ、黒髪の幼子はジークだろう。
 リブート6に3013年にジークが33歳でカイエンから天位を受けると書いてあるのでこのことかと思ったが、
 ジークは2980年生まれでロードスは2990年に亡くなっているのでこれはまた別の話かな?
 クラーケンベールはおおよそジークの正体に気付いてるようだ。
 単行本6巻で売春宿から解放した後クラーケンベールはエストを引き取り
 GTMホウライ(MHアシュラテンプル)の完成に手伝わせた後カステポーに解放したらしい。

・ちゃあはプロポーズの仕返しに「そのおひげ似合ってませんっ!」という。
 緊張した雰囲気の中「しゃれのつもりだったんだが」と髭を剥がすクラーケンベール。
 付け髭だったのかよ。誰も突っ込まなかったらそのままだったのだろうか。

・そしてちゃあはクラーケンベールとジークにストラップ「ネギうどんギュービー」をあげる。
 「3人の出会いとケンカしないっていうおともだち記念」らしい。
 一見ふざけたアイテムだがこれは実質AKDとメヨーヨとフィルモアはケンカをしないということだろうか。

・クラーケンベールが退散したところでジークの母親が登場。
 とりあえず息子のジークがしばらく見てもわからない格好だったみたい。
 服は息子と恋人みたいって思われたくて色々とがんばったようだ。
 オドオドしていてちょとヤンデレぎみなお母さん。正直怖い。
 その言動からトレーサーEx2に出ていたサクリファイス・ニーゼルだと思われる。
 フィルモア帝国元老院「円卓の騎士」。フィルモア帝国「最強騎士」でクリスより強いらしい。
 ジークのためならフィルモアすべての騎士もミラージュ騎士団もやっつけるといいのける。
 ちゃあを見て「恐ろしい子」と言うが何が恐ろしいのかはちょっとわからないな。
 騎士としての能力が低くどの国も警戒していないのに天然でアシュラテンプルを倒したり
 メヨーヨと友好締結したりしちゃうとことかか。
 そういえば先月号のメナーがガット・ブロウを出そうとしてたコマの下のコマの足はサクリファイスの足だった。
 ジークに何かあったらクバルカンの騎士殺されてたかな?

・ジークと別れたところでシトロン・メナーがちゃあのお目付け役として登場。
 とても細い目とスラッとした黒髪がかわいい。
 ログナーは再調整のため浮遊城にもどっていてその代わりらしい。再調整って何だ?
 そのために天照よりメナーはミラージュ騎士に任命された。ミラージュ騎士団レフトNo16。
 「岩塩より塩辛い」と言われるくらい堅物であだ名は「フリーズ」。冷静さはミラージュ1。
 一応天照家の王女だがちゃあを「殿下」と呼んでいる。しかしちゃあは「殿下」と呼ばれるのが嫌みたい。
 デザインズ1を見たら天照王朝帝位継承順位6位で4位のワスチャとそんなに変わらないな。
 パナール、メナー、キンキー、タイトネイブ、ツバンツヒとミラージュレフトの女子率が高くなっている。

・プロムナードはこれで終わり。「来月より第6話の本編物語が始まります」ってまだ始まってなかったのか?
 単行本6巻分ってことは単行本作業やデザイン集で休載することを考慮するとあと10年は終わらないな…。

2013年10月13日(日)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2013年11月号)

・フィルモア帝国皇帝旗機「ダランス」とバージセイラー「レモーハ」が降り立つ。
 この2機は映画「花の詩女ゴティックメード」にも登場している。

・花の街道を歩くダイ・グ・フィルモア5とクリスティン・V。
 後ろにはアルカナ・ナイトのニオ・ハスラーとイアン・ケーニヒ。そして慧茄・ダイ・グ・フィルモア。
 ダイ・グの羽織る衣は初代フィルモア皇帝が詩女よりもらった布から作られたもの。ダイグで5人目。
 聖地ラーンに直接入らずこの衣を羽織り旧街道から歩いて入るのがダイ・グ長年の夢だった。
 ダイ・グはクリスティンに「この地に剣を向けぬ」と言葉を残す。

・このシーンは「花の詩女ゴティックメード」のラストシーンと被るが、
 あの時は詩女の布を羽織るのはダイ・グではなくジーク・ボゥで近くにAFエスト、クリティンにはAF町がいた。
 これはこれからダイ・グが早く死にその後ジーク・ボゥ(レーダー9世?)が
 フィルモア皇帝になるということだろうか?
 ダイ・グは父親の体が弱い体質を受け継いでいるというがそれが伏線かな。

・フィルモア帝国ナナカラ駐屯地。

・そこに立つのはGTMホルダ31A「ユーレイ」(MHサイレン)
 フィルモア帝国の誇る星団3大GTM。巨大な放熱ウイングと(背肩)両フライヤーのガードスパイクが特徴。
 これはダッカスと違ってパッと見で元のMHがサイレンとわかる。ガードスパイクのおかげかな。かっこいい。

・初のナカカラ元老院会議ために奔走していたミヤザ官房長官は
 ダイ・グとクリスティンが一緒なのが気に入らない様子。
 元老会議にはティルバー女王。
 ドラ・フィルモアから元老司法長官を代わりに受けたエイデンス・アルク・レーダー。
 警護名目でアルカナ・ナイトのビオレート・トライトンとブルーノ・カンツィアンが呼ばれている。
 本来平民出身のミヤザは元老会議に出られないがナカカラ野戦元老院として特例で出席を認められた。
 そしてカーテンの奥の奥。「院」の登場。ファイルモア帝国元老院代理アドー・バルバロッサ王。
 ミヤザが話しかけたが無視。平民とは口をきいてくれないらしい。いつも嫌みなミヤザだがちょっと可哀想。
 「ここは民主的な帝国議会ではなく元老院。別の常識がある」とエイデンスに怒られる。

・ここでトライトンがブルーノに解説。フィルモア3大王家とは

・ブラウ・フィルモア王家…帝国正王家で総本家。
・ボルガ・フィルモア王家…レーダー王家筆頭。初代皇帝の直系王家。
・バルバロッサ王家…各王家の調停と元老院を担当。

・その3つのバランスが崩れて始めている。
 バルバロッサ王家の本当の主はバシル・バルバロッサ大王。
 そのバシルのおい筋である代理のアドーはかなりの野心家。
 前皇帝のレーダー8世もダイ・グも正式な皇位継承権は十位あたりで皇位一位をほとんどの人間は知らない。
 その皇位一位こそ皇女「茄里(なり)」。
 本来フィルモア帝国最強騎士円卓の騎士「帝国聖騎士(サクリファイス)」に守られるべき人間。
 しかしその帝国の切り札が現在バシル・バルバロッサ大王の元で育てられている。
 これが今の帝国の現状らしい。

・聖宮ラーン。

・見開きで聖宮ラーンの俯瞰のイラストと説明。
 星団暦以前より詩女の本拠地。巨大な円状のサークルに区分けされている。
 最も巨大なサークルが中央区で詩女の居城。
 ラーン東宮には学術施設があり多くの学校や大学がある。
 GTMガーランドの(MHマイトの始祖と呼ばれた)ブラウニー・ライド、
 (MHクルマルス、Aトールの設計者)ゼビア・コーター、
 GTM「ハイレオン(MHエンゲージ)」設計者コーラス・ナンプ(21世)、
 ファティマ系列ではウラニウム・バランス侯爵、クローム・バランシェ、などが教壇に立ち教えていた。
 またダリ・キアと呼ばれるガーランド組織が存在し多くの研究を行っている。
 マギー・コーターはここからハスハに赴いている。
 西宮には「ブリッツェン・バイター」と言われる魔導師達が管理する一角がある。
 天照のバイター・ギルド「典星社」(ダイバーズ・パラ・ギルド)と並ぶ星団魔導結社2大巨頭の一つ。
 ここではヘリオス・ナインこと炎の女皇帝はもとよりジェットクィーン・ヤーン・ダッカス以後の詩女達の
 記録が残っておりブリッツェン・バイター達の鍛錬、研修、研究の場になっている。
 「ブリッツェン・バイター」とは4種のブリッツェン・パワーの総称、又はそれを使う魔導士のこと。
 「バイター」と呼ばれる。
 いわゆる「ダイバー・フォース」と「ダイバー」のこと。
 あれ?それだと「グリント・ツヴィンゲン」と意味が被るな。謎だ。

・聖宮ラーンに着くダイ・グ達を迎える詩女フンフト。
 ムグミカの先代の詩女でコーラス王家メロディ家のピアノと不倫の果てにナトリウム・シング・桜子を産む。
 子供を作ると詩女の力が無くなるらしいがムグミカが亡くなってから何故かまた詩女の力を取り戻してるみたいだ。
 なんとも大胆な恰好で現れ今にもダイ・グを誘惑しそうな感じであるがその思惑は?
 そしてラーンの騎士達の顔は険く殺気が絶ち籠っていた。

・次号何が起こる?

2013年11月10日(日)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2013年12月号)

・告知ページで最新デザイン集「F.S.S Designs 4 覇者の贈り物」が2014年2月発売予定だとか。
 連載再開と同時に発売と言ってから随分待たされたがちゃんと出るだろうか。

・扉絵はフィルモア帝国近衛兵学校・中等部制服(冬服)のクリスティン・V。
 クリスは現在地球人なら17歳くらいでまだ高校生。クリスとワスチャは同じ年らしいので2968年生まれか。
 桜子は2970年生まれで年下だがちゃあより先輩なのはガーランドのため飛び級をしているから。

 本編。

・聖宮ラーンでダイ・グを歓迎する詩女フンフト。
 詩女は歴代の詩女すべての記憶を受け継いでいるとともに想いも受け継いでいるのだという。
 帝国初代皇帝サイレン様と詩女ラーン様とは映画「花の詩女 ゴティックメード」の主人公とヒロインのこと。
 ドナウ・ガァ・トリハロン(サイレン・ザ・グレート フィルモア1)と
 ベリン・ラーン・アジェリマグダル・ユニオV。
 ヨミ陛下とナカカラ様とはヨミ・ルーカ・フィルモア2と詩女ナカカラのこと。
 星団暦2000年初頭に起きた聖宮ラーン「東宮西宮の乱」で二人は色々あったと思われる。

・フンフトはまるでダイ・グを誘惑するように振る舞う。
 そしてダイ・グの思惑を見透かすように肩に「治癒」を表す双頭の白蛇の入れ墨を浮かび上がらせこう言う。
 「いらした理由はただひとつ」「ダイ・グ陛下の后にこの私をと」
 驚くクリスと目の下をピクピクさせるダイ・グ。

 Act3;Bride for Kaiser =ダイ・グの花嫁= ~聖宮ラーン~

・ナカカラ駐屯地でもこの話を聞かされたのか驚くトライトン達。
 ラーンの神官は半数以上懐柔済みだという。ラーンは詩女のムグミカがいない間に腐敗しきってしまったようだ。
 ラーンの詩女とフィルモア初代皇帝との話はいくつも映画、物語になってるらしい。
 映画の「GTM」はもしかして「FSS」の劇中劇だったりするのかな。
 ミノグシアの民はフィルモア王家皇帝に並々ならぬ感情をいだいているが、
 フンフトはコーラスのピアノ・メロディ3と不倫の果てに桜子を産みラーンを追放されたため信頼を失っている。
 そのためにアドー達は国民の喜びそうなドラマを加えかつて帝国領だったナカカラを手に入れようとしているのだ。
 どうやら世間的(ミノグシアの民以外)には記憶を受け継ぐという詩女の力というのは信じられてはいないようだ。
 元老にはダイ・グのファンクラブがあるようで思っていたよりおちゃらけているな。

・そこに皇帝旗艦ダランスが降りブラウ・フィルモア王の登場。
 連合帝国ダス・ラントから分離したドナウ帝国アルカナス帝家とボルガ・レーダース・フィルモア王家。
 この2大王家の血が継がれているのがブラウ王家で双頭竜の紋章を付けることができる唯一の当主。
 それは女王陛下(クイーン・オブ・ショルティ)だった。
 トライトンとブルーノがブラウに「無手」という攻撃?をくらう。
 よく分からないが自分の間合いに入った相手を眼力でビビらせるようなものだろうか?
 ヒートサイが顧問に退き現在の帝国最強騎士は彼女。彼女に勝てるのは元剣聖の慧茄だけ。
 まあ正体はブラウの靴を見ればわかる通り10月号に出てきたジークボゥの母親だろう。
 ムンスターで息子に会ってからナカカラまで10分で来たらしい。
 パートナーはバランシェファティマNо.8のオデット。
 大戦中クローター・ダンチヒの引退でバランシェ邸に戻っていて後にジークボゥのパートナーになるらしいのだが?

・ブラウ近衛騎士団長のメリー・マーカスが登場。
 映画にちょっと出てたハイランダーのシャンディー・マーカス・ハルラント王女の子孫かな。
 同じハイランダーにはルドルフ・サヤステ・シュバール・クバルカン太閤がいた。

・フンフトはナカカラでのアドー達の画策をすでに見抜いているようだ。
 「ナカカラに出向いた詩女のフンフトが謎の騎士団に襲われそこにフィルモア皇帝のダイ・グが助けに入る。」
 というシナリオなのだろう。謎の騎士団がブーレイ傭兵騎士団ということまでわかっている。
 その上でダイ・グに協力をしてもらい何か起こすのだろうか?

・クリスは横でヒックヒックと泣いている。
 12巻の「もう泣かぬ…(略)私は一生に足りる恋をした!」とは何だったのか…。
 旧フェザードラゴンの幼生「楊貴(ヤンギ)」は尻尾が二又になっている。
 そういえば10月号ですえぞうの尻尾のデザインも変わっていたな。

・しかしここまで映画の「GTM」を観ていること前提のシナリオとなると  BD/DVDで早く発売してほしい。
 4K画質と音質にこだわってるそうだけどそれはそれとして家でじっくり観たいなあ。

2013年12月11日(水)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2014年1月号)

・告知ページでデザイン集「F.S.S Designs 4 覇者の贈り物」が2014年3月10日発売予定だとか。
 やはり発売日がずれたが今度こそ…。サイズはB4判と大きい。「ナイトフラグス」ぐらいかな。

・扉絵は「Holda19-A2 MERROWRA/SCREMA」GTMホルダ19型メロウラのイラスト。
 映画「花の詩女 ゴティックメード」に少し出ていたシャンディー・マーカス・ハロルドラント王女のGTM。
 皇帝騎カイゼリンが不戦の証として詩女に贈られた後ドナウ帝国の皇帝騎となる。
 現レーダー王家とフィルモア帝国の皇帝騎。以前のMH「V・サイレン・ネプチューン」のこと。

 本編。

・詩女フンフトに今後どうしたいか聞かれるとダイ・グ。
 やがて滅びるカラミティ星のためにフィルモアは新たな帝国の国土が必要。
 この地に剣を向けずに「フィルモア民とミノグシア民の共存させる」ことがダイ・グの考え。
 しかしフィルモア帝国の考えは違った。
 ナカカラ介入の目的は全騎士団を投入しナカカラおよび中原の全てを武力で制圧し完全な支配下に置くこと。
 そしてこの地全てをフィルモア帝国とし帝国民以外は排除することだった。
 どちらにしてもダイ・グはフンフトを妻に迎えることは承知している。
 クリスは今回の目的を何も知らされてなかったのか驚いている。仮にもハイランダーなのに扱いは悪い。
 揚貴はクリスを心配するように話しかけている。一見優雅な見た目だが性格はすえぞうと変わらないようだ。

・レーダー元老司法長官が言うにはミヤザが元老に呼ばれたのはアドー王の意志だという。
 帝国議会と元老院、司法院の3つが揃えば帝国は一枚岩としてまとまるということか。
 続けてレーダーはクリスティン・Vを議会の直下に置きミヤザの命令で動かせるようにできるかと聞く。
 ミヤザはクリスをそろそろ戦死させるかと提案するがアドー王は殺すなという。
 かつて帝国統一の時ドナウ帝国と太陽王国は友好の証としてお互いの皇帝騎、
 ドナウ王家のGTMメロウラとレーダー王家のGTMプリンシバルを交換した。
 ドナウ帝国筆頭騎士家ハロルドラント・マーカス家はその時太陽王国側にも分家してメロウラと共にやってきた。
 その太陽王国側に来たマーカス家の一族の末裔がV家。
 クリスの持つ強い騎士の、V家の血が欲しい者は貴族、騎士家、政治家と沢山いる。
 議会命令でクリスに一時的に嫁にやったり剣指南をさせて子供を作らせその子を養子にしようというのだ。
 なんとも下種な話になってきたな。ただ美人女子高生とやりたいだけじゃないか。
 純血の騎士以外は星団の人間の騎士の血が出る確率は平均的なのかなと思ってたがやはり濃い薄いがあるのか。
 しかし騎士と一般人の性行為は骨を折られたりしないか疑問だ。パラライズワームでも付けながらやるのかな?
 元老院では舐められていたミヤザだがこれを利用して這い上がれるだろうか?

・ボオス星衛星軌道上 フィルモア帝国皇帝皇帝次席艦「グアラント」
 そこではティルバー女王とアドー王、レーダー長官が話しあっていた。
 この作戦は皇女「茄里」が育ってくれるまで10年20年かかろうと急いではならぬと。
 元老院への軍指示は騎士団の反発につながるがそれはクリスとミヤザに背負ってもらうつもりのようだ。
 しかしフィルモア帝国がナカカラの地を支配するための大義名分がまだ足りない。
 そのために彼らはカリギュラと契約して何かを策謀している。
 うーん例えばラーンの詩女のせいでフィルモア皇帝(ダイ・グ)が死ぬとかそんなシナリオか?

・ラーン聖宮にてフィルモアとラーンの友好の宴でもあったのかニオが酔っぱらっている。ヤケ酒か?

・慧茄とフンフトの会話。今回の縁組みのことはリリがフンフトに注進してくれたらしい。
 リリ(璃里)とは前回出てきたブラウ・フィルモア王のこと。サクリファイス・ニーゼル。ジークボウの母親。
 なんとリリはサクリファイスとして剣聖の慧茄と3度立ち合っている。
 1度目は片腕を、2度目は片足を切られそして3度目は心臓ごとまっぷたつにされてでも斬りかかったという。
 その狂気をはらんだ3度目の立ち合いは「あの子」が産まれたあとのこと。
 「あの子」とは茄里のことだろうか?そうなると茄里はジークボウの妹ということになるが。
 そして何かの理由があって茄里を取られバシル・バルバロッサ大王の元で育てられる。
 そのせいでリリから息子(ジークボゥ)が去りエラルド島で慧茄のもとにダイ・グといたと。
 フンフトはもう一人思い違いをしている子(クリス)が心配だという。

・夜一人で警備しているクリスにフンフトが話しかける。
 「あなたの役目は戦うことじゃない。強い騎士の子を産むのが本当の役目。」とクリスを煽る。
 これはクリスに「達観したふりしてないで好きな男(ダイ・グ)の血を残せ」って言ってるのかね?

2014年1月11日(土)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2014年2月号)

・扉絵は謎の「トホホな詩女」とラブ。その後ろで歴代の詩女がゴチャゴチャと騒いでいる。
 詳しいことは「デザインズ4を買ってね」ということらしい。

 本編。

・先月号でクリスがフンフトに「私の命は帝国と陛下のものっ!それが私の決意!」と言い放っていたが
 フンフトは改めてクリスの耳飾りの意味を問う。
 12巻ではその耳飾りは剣聖慧茄が夫のフィルモア4皇帝から贈られたものでそれを慧茄はダイ・グに
 「自分の王妃になるものに渡せ」と言ったとクリスに説明していた。
 実はその耳飾りは初代皇帝(トリハロン)が母上リン(里韻)皇后より贈られたもの。皇帝たちの荒魂と和魂の証。
 それを持つ者はダイ・グ陛下と同じ道を歩み同じ苦しみを背負うということ。
 クリスは耳飾りを陛下の言うことだけを聞くしもべの証と勘違いしていた。
 フンフトはクリスにダイ・グの言葉を思い出させる。

 「余はいかなる事があろうともこの地に剣は向けぬ!」「ミノグシアとフィルモアの共存を!」

・ダイ・グがその言葉をクリスに聞かせたということは自分と帝国の違いを知り一緒に歩いてほしかったからだ。
 フンフトはダイ・グのいう「異国異民族の移住共存」など理想にすぎず現実の前にはあっさり消し飛ぶだろうが、
 それでも人々が一生夢と希望をもって生きてゆける世界を詩女達は望んでいるという。

・そしてフンフトの周りに歴代の詩女が現れクリスに語りかける。
 クリスがダイ・グを守るように多くの人々がクリスを守る。
 だから「倒れないでクリスティン!」と。
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・現れた詩女は9人。
 全部は把握できないが「花の詩女ゴティックメード ワールドガイド」などを見て予想。

1・トホホな詩女(今月号扉絵)
2・星の詩女スジタス・ボォス(見た目から)
3・水源の詩女アイオ(見た目から)
4・北限の詩女オーハイネ(見た目から)
5・開国の詩女リルレ(見た目から)
6・タイダル(扉絵から)
7・ジキジディ(扉絵から)
8・ボルサ・バスコ・アトール(扉絵と見た目から)
9・?

・逆に詩女原母ヘリオス・ナインと黒の聖女ヤーン・ダッカスがいないのは存命だからか?
 花の詩女ベリンことユニオ5は生きてるかわからないし。
 トホホな詩女を最初見た時は「ムグミカの全盛期時代か」と思ったりしたが違うか?
 他の人の感想には「若きフンフト」、「未来の詩女」、「リトラ」など色々な予想している。
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・アクト3 ダイ・グの花嫁 エピローグ ー三色の娘ー

・フィルモア帝国ンビドー。(ここは星団暦3239年にバスター砲で削り取られる)
 レーダー前皇帝とバシル・バルバロッサ大帝が湖畔で語りあっている。
 話題はやはりダイ・グとクリスのこと。
 バシルはレーダーにクリスを養女に迎えることを進める。それはレーダーも考えていたことで逆に驚いている。
 なんとフンフトはレーダーとバシル二人にクリスをレーダー家の養女にすることを進言していた。
 バシルはクリスのことを「魔女」と呼び帝国がそんな娘一人に振り回されていることを憂えていた。
 自分はバシルを元老院の策略全ての黒幕ではと疑っていたが
 彼は彼なりに帝国とダイ・グのことを考えているようだ。
 バシルは帝国のためにクリスの血を残したくないが
 アドー王達はクリスの血を利用したいと思っていて元老も一枚岩でない。

・そこに現れたのは皇女「茄里」。(今回も顔は出ていないが)
 茄里はクリスのことより裏切り者の処刑が天照家典星舎に妨害されていることに苛立っている。
 そのためにノイエシルチス「氷」グループを借りAF「オディール」にGTM「ダス・カイザース」を用意させる。
 裏切り者というのはブラウ家の皇子でありながらルミナス学園に通っていたジークボゥのことだろうか?
 バシルが言う「黒鳥」と「皇帝」とはそれぞれオディールとダス・カイザースのことだろう。
 そして皇女茄里のことを「三色(みしき)の娘」と呼んでいる。
 これは単純に3大王家の血を受け継ぐ者ということかな。
 トレーサー2で紹介されたバシルはいかにも悪役顔していたが今月号を読むと腹黒いがなんとも憎めない感じ。
 「自分こそフィルモア帝国」と茄里に教育したらしいがどうも制御しきれているように見えない。

・典星舎とは「天照の帝の持つブリッツェン・バイター。星団最強の暗殺、工作結社」と説明がある。
 以前の「ダイバーズ・パラ・ギルド」の変更された名称ということでいいのかな?

・クリスティン・Vは翌年パーマネント・レーダー王家の養女となりレーダーの名を継ぐ。

 アクト3 おわり

・次回はアクト4「ロスト・マグダル」スタート。
 まあ細かい設定の説明は「デザインズ4」を待つとするか。

2014年2月10日(月)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2014年3月号)

・扉絵は「-Fatima Oddeto- White Swan」
 バランシェファティマNо.8のオデット。現在のパートナーはニーゼル。後にジークボゥの元にいくと思われる。
 皇女「茄里」のAF「黒鳥オディール」と色違いのデザインで対になっている。
 名前の元ネタにバレエの「白鳥の湖」があるが「オデット」と「オディール」は一人二役でやるらしい。
 何かのヒントだろうか?

 本編。

 「アクト4 ロスト・マグダル」

・聖宮ラーンに着いたヘアードとランド。
 そこでは「フンフト」と「ダイ・グ」の話題で盛り上がっていた。
 詩女との面会を断られるヘアード。神官達は記憶の継承を受けていない者を詩女とは認められないという。
 マグダルはムグミカから認承を受けてはいるが状況は変わった。「セントリー」はフンフトを再び詩女に選んだ。
 マグダルは大脳の損傷によって「スコーパー」の力はなく詩女にはなれない。
 そしてその「スコーパー」の力を持たない騎士のヘアードが神官長になれたのはハスハ王の力があったからだと。
 こうして詩女とラーンの決定によってヘアードはラーン最高統治神官長から解任される。

・途方に暮れるヘアードとランド。
 強国ハスハントのムグミカ王女が詩女となりハスハ王はハスハントに詩女を置いた。
 その条件としてムグミカにヘアードだけが付き他はラーンに残されたのだ。

・そこにAP騎士が現れ10メートル離れてついてくるように言ってきた。
 付いていった先には多くの神官達が集まっていてヘアード達を迎える。
 さっきのAP騎士はラーン近衛支隊ドヌーブ・ガゼット。他にもナリサという知り合いもいる。
 そしてヘアードのAFナールーシャもいた。
 ヘアードがハスハにいる間ずっとラーンにいたらしい。彼女のアラビク・プレタポルテはすごく派手なデザイン。

・ヘアードにフンフトからの伝言を伝えられる。
 内容は今のラーンではボスヤスフォートから守りきれないのでヘアードにマグダルを守ってほしいというもの。
 マグダルの昏睡はムグミカが亡くなる直前にマグダルの大脳にフィルターをかけ脳を守ったのだと。

・さて先月号のトホホの詩女の正体がわかった。
 「にきたま(和魂)の詩女ナカカラ」
 星団暦2000年代初頭の詩女。アマテラスの誕生を知っていた。
 また天照の命を襲ったボスヤスフォートを知っている。(単行本6巻冒頭のシーン)
 星団暦2014年「東宮西宮の乱」でヨミ・ルーカ・フィルモア2と色々あった模様。
 彼女のことを色々予想してたが深く考えすぎたか。普通に9巻のアトールの皇帝の説明に名前が出てる。

・ラーンの多くの神官達は買収されフィルモア元老院の手先になり果てている。
 マグダルがラーンに来ることでバハットマの目がここに向くことを恐れているのだ。

・ナリサはヘアードがハスハントに行くときに置いていったものを渡す。
 聖宮ラーン最高神官の証、ラーンの至宝「ファイブ・スター」「五色のセントリー・ドロップ」
 これが以前の「ドラゴン・ドロップ」と同じものだとしたら恐ろしいものだが。
 これを使えば5体の「セントリー」を召喚できるということだろうか?

・ドヌーブからヘアードのことを頼まれるランド。
 どうやらランドがボスヤスフォートの片腕をたたき落とした話は有名なようだ。

・ラーンにはしきたりがある。
 新たな詩女が誕生するとラーン全ての役人神官は刷新され古い者はひとり残らず引退する。
 そうすることで国家としての老化を防ぎ新しい政治を行えるということだった。
 しかしムグミカとヘアードだけがハスハントに行ったことで
 ラーンにはフンフトの神官と官僚が残したままになってしまった。
 新しい詩女が現れると彼らが追われることになる。その保身のためにマグダルを認めないのだ。

・ヘアードは目立つということでマグダルの美しい髪を切りそして自らの髪も切る。
 それを見て驚き思い悩む様子を見せるランドだが?

・混雑する車列。どうやら15km先で戦闘状態になっているようだ。そこにビームが降り注ぐ。
 現れたのはブーレイ傭兵騎士団GTM「ラムアド」(MHブーレイT-233 ボストーク)。
 GTMのビームを跳ね返し車列にぶつけわざと民間人を巻き込んでいる。
 相手をするのはウモスの青銅騎士団指揮GTM
 「紫苑鋼」「X-9青騎士」「ボルドックス・ガーネット」(MH青騎士)。
 映画に出てきたGTMボルドックスとはデザインが違う。欄外には音がまったく違うと作者のコメントが。
 乗っているのはメルシュ隊長とAFジャカルナ。
 さらに数機がボルドックスに向かってくるというところで「つづく」

・やーっとオリバー・メルシュ(メッシュ)が登場した。レスターの台詞から名前が出てきてから長かったなあ。
 デザインズ3にはヨーンとパルスエットとの出会いもあるはずと書いてあるがはたして本編で描かれるか?

2014年3月10日(月)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2014年4月号)

・デザインズ4は手に入れたがまだ流し読み程度。後でまた別に感想書くかも。

・ニュータイプはデザインズ4発売記念ということでFSS特集。
 表紙は「ミラージュGTM グリット・ブリンガー」。
 特集内容は「グリット・ブリンガー」とミラージュ騎士団制服とアシリアの説明。
 永野護と川村万梨阿、矢部敦志の対談。永野護とPSO2プロデューサーの酒井智史の対談が載っている。

 「グリット・ブリンガー」はG型ミラージュということで以前の「クロス・ミラージュ」のことだろう。
 C型の頃の開発コードネームは「コールドアイ・ブリンガー」というらしい。これは「カルバリィC」のことかな。
 ミラージュGTMにしては生産台数がかなり多く50機以上生産されたらしい。
 このグリット・ブリンガーには雌型がありそれを「F型ファンダウン・ブリンガー」と呼ぶ。淡いワインカラー。
 C型の代わりにB型の補助としてA型の「アフォート・ブリンガー」(ルージュ・ミラージュ?)が再設計される。
 G型を基本に隠密性を特化したものがH型の「ハウファ・ブリンガー」(テロル・ミラージュ)。
 駆逐特化したものがR型の「ルーガル・ブリンガー」(ルガー・ミラージュ?)だそうだ。
____________________________________________________

・扉絵は「グリット・ブリンガー」の線画とアマテラスの帝が設計したミラージュ騎士団GTMの説明。
 ミラージュGTMはツインエンジン搭載型とシングルエンジン搭載型の2種類に別れる。
 「ツァラトラ」や「マグナパレス」「J型駆逐戦闘兵器」など特別なGTMはツインエンジン搭載型のようだ。
 デムザンバラ(シュペルター)はジィッドの大改造によって原形を留めていないらしい。
 だがそもそも改造前のデムザンバラの姿を読者が見れることはあるのだろうか?
 トリパネルは2992年にアトロポスが乗ったというので「オージェ・アルスキュル」のことだろう。
 アマテラスとツバンツヒが共同設計したのがS型の「スピード・ミラージュ」で2機造られる。
 S-1型「スカイアギフト」(ヴンダーシェッツェ)とS-2型「ウーラソニック」(ヴォルケシェッツェ)。

 本編。

・ブーレイ傭兵騎士団GTM「ラムアド」がさらに2機現れる。
 GTM「ボルドックス」に乗るオリバー・メルシュ隊長は民間人のいる街道上で戦うわけにもいかず、
 第2カンプフ(カンプグルッペ…だいたいGTM8~12機の1個中隊)と合流し後退しようとする。
 だがGTM「ラムアド」は民間人に向かって攻撃を仕掛ける。その爆発に巻き込まれヘアードが重傷。
 メルシュはジャカルナにNPOの救護を要請させる。

・NPOの難民救護船が来る。
 マグダルが救護船に乗せられるが母親と間違われたヘアードは生命反応ゼロとして置いていかれる。
 その後ティスホーンがヘアードを見つける。ヘアードの出血はひどいが無事と判断。
 ヘリオス超鋼のファイブ・スターが首を守ったというのだが何か別のオカルト・パワーのおかげだろうか?
 しかしランド達はマグダルとはぐれてしまうことになる。

・GTMから降りるオリバー・メルシュとAFジャカルナ。
 ジャカルナはデルタベルン・ガスガル連邦のファティマ・ガーランド「アニー・ポロン」博士のファティマ。
 ブーレイ傭兵騎士団はナカカラにいると思われたがフィルモアと戦った部隊とは別の部隊のようだ。
 メルシュは軍本部から第2カンプフだけここに急行しろと言われた来たがハメられた気がするという。
 青銅騎士団はベルミ・クローゼが団長になってからおかしくなった。
 なんと元青銅騎士団の隊長のレスターをハメて追い出したのがそのクローゼらしい。
 レスターのファティマだったパルスエットの心配をするメルシュ。
 多分この辺の台詞は3話くらいに言う予定だったんだろうな。

・目を覚ますヘアード。
 マグダルは現在NPO救護船に運ばれ衛星軌道上の難民ステーションにいる。
 そのためにランド達は宇宙港に向かっていた。
 マグダルの名前のままだと不味いので偽名としてアンジュ・ユラと言っておいた。
 ユラはランドの治める母国の土地の名。アンジュは「安寿と厨子王丸」の安寿かな?
 しかしヘアードはランドに別れを告げる。これ以上ランドに甘える事ができないと。
 それに対しランドはなんとヘアードとマグダルのために戦うという。
 これは天照に対する裏切りである。
 ランドがミラージュ騎士団を退団しているとしてもシャーリィのように
 何かしら「けじめ(死?)」があると思われるが。

・難民収容ステーション。
 マグダルはコールドスリープ並に代謝が落ちているので生命維持ポッドに入れられる。
 そこにオーダ宇宙海賊の戦艦が現れ攻撃を仕掛けてきた。
 さらにGTM「アーグ・ブーラ」が出撃してくる。

 つづく

・「あれ短いな?」っと思ったら11ページしかないぞ(いつもは15ページ)。
 デザインズ4の発売や特集記事のせいかな?

2014年3月13日(木)

○「FSS DESIGNS4 覇者の贈り物」感想

 オールカラー 144ページ B4判 4800円。
 内容は
・新ロボットデザイン「ゴティックメード」。
・ファティマスーツの新デザイン「アシリア・セパレート」。
・聖宮ラーンと歴代詩女。
・フィルモア帝国の歴史。
・他6話登場予定のキャラクター。
 となっている。

・デザインズ1~3は今までのキャラクターズを再編集したものだったので良心的な価格となっていたが、
 新規デザイン集でこのサイズとなるとこういう値段になってしまうのは仕方ないか。
 いかんせん「ナイトフラグス」の7500円という前例があるので感覚がマヒしているのかもしれない。
 子供の頃は1500円のキャラクターズでも懐が痛かったので
 デザインズから入った読者などには辛い値段だろうか。
 自分は情報に期待して買っているので「スモークウォ-ル」のように
 イラストだけで解説なしとかじゃなくてよかった。
 今作での初登場のデザインは少なめ。GTMだとボルドックスとユーレイくらいか。
 「トレーサー」や「ニュータイプ」、「ワールドガイド」などでデザインを小出しにしてたためお得感は少ない。
 本来予定していたとおり漫画の連載再開と同時にこの本が出ていたらまた印象が違っただろう。
 ツァラトウストラとマグナパレスの全身デザインは今回発表されることを期待していたのだが、
 非常に複雑で奇怪な脚部をしているので今のGTMのデザインに読者が慣れたころに発表するとのこと。
 次のデザインズ5ではミラージュ騎士団とシステム・カリギュラがメインになるらしい。
 デザインズ4がキャラクターズ13というのでキャラクターズ12は何だ?
 と思ったらスク-ルデザインズのことだったか。

 気になったところを箇条書きに書いてみる。
・モルフォ(オージェ)がスミロ・フレームというので超帝国時代のGTMフレームが
 以前のマシン・メサイアに相当するかな。
・9巻でヤーボがアドラーに出撃していた時のカイゼリン(エンプレス)は赤い装甲色だった。
・イアン・ケーニヒとオキストロは「ホルダ35アルカナ・オーデル」に乗る。
・ダッカスは「現時点での永野デザインの最高峰」らしい。ニュータイプに載っていたのより色が緑っぽい。
・パイドパイパー騎士団が使用したのは「X-8ボルドックス・アメシスト 紫仙鋼」。
・バーガ・ハリはBSとツラック隊の使うKKのイラストがあり色と微妙に装甲が違う。
・ユーレイは本当に日本語の幽霊が由来。
 ドージョージは道成寺にまつわる「安珍・清姫伝説」の恋に狂った大蛇から。
・ツバンツヒの造った「マーク8」は出汁巻き卵を上手く焼ける新型卵焼き器の名前。
 8500円で20万台も売れたらしい。
・ツラック隊の次は「アクト6」「トラフィックス3 パルスエット」でパルスエットが主役らしい。
・連載2013年8月号でモナーク・セイクレッドに炎の女皇帝の方が数千年先に来ていたはずなのに、
 光のタイ・フォン(タワーは誤植?)の方が先にいたのはあそこが時間の停止する空間だから。
・ファティマ・バクスチュアル(ブライド)のデザインズ1の最後に載っていた恰好は実はアシリア・セパレート。
・スクールデザインズで出ていた謎の少女ツィー・ミーンだが
 ナカカラの時代なら天照の命の少女時代とかありえるか?
・現時点での騎士の強さの1位は剣聖マドラ=剣聖慧茄で3位はアイシャ=リリ(特定の人間を守るときのみ)。
・デプレはカイエンと同じ強さで後の1位のマキシもマグダルがいるときのデプレには勝てないらしい。
・ツバンツヒがデコースと同じくらいの強さらしく以外と弱い。超帝国騎士級だと思っていたのに。
・マドラとデコースの息子剣聖ベルベットが3060年に生まれるみたい。この話は6話で描かれるだろうか?
・「オディール」はやはり「オデット」と同一のファティマだった。複数のマスターに仕えることを目的に造られた。

2014年4月10日(木)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2014年5月号)

・扉絵は3月号と同じオデット。
 どちらかというと川村万梨阿31周年ベストアルバム「オデッセイ」の宣伝といったところか。

 本編。

・船でマグダルがいる難民宇宙ステーションに向かったヘアードだがすでにオーダ宇宙海賊に襲われた後だった。
 驚くヘアードの前に現れたのはイオタ宇宙騎士団の団長ジャコー・クオン・ハッシュ。
 ミラージュ騎士のイマラ・ロウト・ジャジャスの息子で
 カイエンから「シルバーナイト」の名を継ぎ「強天位」を持つ。
 一応歴代ミラージュ騎士のNо.1の一人に数えられてるが天照に忠誠を誓ってるかは不明。
 以前出てきた時はヤンキーっぽいやんちゃなイメージだったが今回は成長して落ちついててかっこいいぞ。
 ジャコーのファティマ「ヴィン・ティン(弁天)」はバランシェ・ファティマNо.6。初登場は単行本11巻。
 服はプラスチック・スタイル(ユーフラ・コレクション)で宇宙用に気密性を高められてるらしい。

・ジャコーが説明するには戦争や内戦で出た難民や子供をさらって工場星に売り飛ばす奴らがいるという。
 それも難民キャンプ近くをわざと戦場にして難民が宇宙ステーションに収容されたところを襲う。
 そうすれば事件が宇宙で起きたことにされ国家が関知せず手を出しにくいと。
 一目でヘアードを騎士と見抜いたジャコーは一緒に海賊とブローカーを追うかと誘う。
 誘いに応じるヘアードだがマグダルの素性がバレたらまずいのでアンジュの親アデム・ユラと偽名を名乗る。
 どうやらティスホーンが戸籍のデータを書き換えたようだ。
 当然ファティマであるヴィン・ティンも気付いたがジャコーは訳ありだろうからとスルーしてくれた。
 しかしヴィン・ティン、やったのはお前の妹だぞ。

・ナカカラ王国ムンスター市近郊。
 草原の中、風に当たって「索敵中」なのはファティマ「カレ」。随分豪勢なデザインになった。
 そしてミラージュ騎士団主力GTMグリッド・ブリンガー(MHクロス・ミラージュ)登場。
 説明には単騎製造の特殊なF2型「ファルトリム・ブリンガー」があり
 これがもっとも有名なミラージュGTMだという。
 というと5巻でアイシャが乗ったクロスミラージュ雌型のことだろうか?
 カレのマスターであるステートバルロ・カイダとアイシャとアレクトーも登場。
 他にもH型のハイファ(テロル)とF2型のファルトリムを持ってきてるようだ。
 アイシャはランドからの手紙を読んで神妙な面持ち。

・スバース市AP騎士団本部。
 ランドはアイシャと天照に自分の気持ちを綴った手紙を送ったという。
 天照の判断でいつでも自分の首を落とす覚悟はあるようだ。
 しかしファティマであるティスホーンはマスターがこんな時どんな気持ちになるのだろうか?複雑なところだ。
 ランドを迎えたのはミノグシア議長マイケル・ギラとスキーン隊支隊長シュマイス・バイダー。
 そしてロータス・バルンガ参謀。
 ランドはヘアードの書面を届け自分もミノグシアのために戦うと頼もうとしたようだがギラに言葉を止められる。
 なんと天照からランド宛の親書がすでに届いていた。
 バルンガ達もランドの目的を察したのかこの親書を読まずに去ることを提案する。
 さて天照の親書の中身が気になるところだが?内容によってはギャグにもシリアスにも傾くぞ。

 つづく

・めでたく連載再開してから1周年。
 今月も先月号と同じ11ページだったがなんとまだ一回も休載していない。
 単行本連続出場記録を持つアイシャも出てきたことだしそろそろ13巻も出せそう。
 しかし単行本のサイズがニュータイプと同じサイズになるらしいのでどうなることやら。

2014年5月10日(土)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2014年6月号)

・扉は単行本13巻を現在制作中とのこと。

 本編。

・ランドは天照から届いた親書を読む。すると感極まったのか叫びながら床に膝をつく。
 親書の内容は「ランドに休暇を与える。その休暇の期間はこの戦争が終わるまで。」
 ボスヤスフォート戦での玉座防衛と斑鳩王子を守りぬいたご褒美らしい。
 だが個人の参戦ではなくミノグシア軍の一部として戦うとなれば王朝、元老への示しがつかないので
 ランドの所領、クロス王国、シャール公領を取り上げ王朝公爵位を返還しろとのこと。

・ランドは改めてギラにミノグシア軍に入れてくれと頼む。
 ギラはそれを了承しランドにスバース隊の支隊長の席を与える。

・そしてカーマントー星近くの小惑星帯ではマグダルの乗る生命維持カプセルが漂っていた。

 アクト4「ロスト・マグダル」おわり。

・星団暦3031年北部ミノグシア・ベラ国ナカカラ国境沿いの国際エアポート。
 空港は軍の管轄になっていて東部で戦場が展開しており便が停止している。
 そのためカステポーからの人達が足止めを食らっているようだ。

・そこにAP騎士団ツラック隊のGTMバーガ・ハリKKが2機登場。
 バーガ・ハリKKはバーガ・ハリと比べてカラーリングと頭部と肩のフライヤーのデザインが違っている。
 バーガ・ハリの正面姿は初めて見たがこれは素直にかっこ良い。

 第6話「時の詩女」 パート3 アクト5「ツラック隊」

・バーガ・ハリKKに乗るナルミが空港を閉鎖させベラ国に人々を入れさせる。
 ナルミ・アイデルマ。アクト5の主人公でAP騎士団ツラック隊支隊長。
 騎士としては特に強い訳でもなく大雑把な性格らしい。AFはミース制作のビューリー。

・そこに現れる謎の二人組。
 その正体はなんとGTM・スライダー(マイスター)のレディオス・ソープ。
 そしてソープの奥様でファナと名乗るラキシス。(ファナティックのファナかな?)
 驚いたのはソープの髪が黒い。イメチェン?まあ髪の色なんて簡単に変えられると思うが。
 服装もソープはトホホの詩女のナカカラを、ラキシスは空の皇子をイメージしてみたという。

・ツラック隊のボロボロなGTMをソープ達に突っ込まれるとナルミは
 「(ツラック隊の)GTMは連戦と故障でどんどん減って現在6機しか動けない」と大事なことを大声で叫ぶ。
 そんなところをソープ達に気に入られたのかGTMが足りないなら修理すると言う。
 スバース市のマギー・コーターがニュースで整備の人材が足りないと言っていたので来たが
 こっちの方が面白そうなのでツラック隊の整備を手伝うようだ。
 7巻でパイパー将軍が言っていたようにソープの名前は伝説のスライダー(マイスター)として
 星団中に知れ渡っているが個人の名前ではなく称号と思われてるらしい。
 GTMを一目見てどこが悪いのかわかるのはすごいと思うが今までソープ以外の普通のマイスターが
 出てないのでどれくらいすごいのかは分かりにくいな。

・ソープとナルミ。この二人の出会いによってツラック隊のベラ国攻防戦は星団史に残る戦いになるというが…。

・という訳で13巻制作のため一時休載に入るとのこと。
 本のサイズや表紙の絵を描き下ろすのかなど疑問は尽きないが早めに再開することを願って待ちましょうか。

2014年11月10日(月)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2014年12月号)

・「がんばれエストちゃん」1ページのみ。
 単行本13巻は中身は出来あがってるが表紙がまだ上がってないらしい。今年中は無理かな。
 そういえばNT9月号の「永野護100問100答」で映画「GTM」のパッケージ化について触れられたが
 「映画は映画館で観ろ」とのこと。でもやっぱ自分の家のTVでじっくり観たいよなー。ゆっくり待つかー。

2015年3月11日(水)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2015年4月号)

・創刊30周年特大号ということで永野護氏のインタビューが載っているが特に目新しい情報はなし。
 表紙は「謎のGTMと謎のファティマ」だが「謎のGTM」は胸のマークから「マーク3 破烈の人形」だろう。
 映画「GTM」に登場した時は
 「これがマーク2のように変形するならあまり以前と変わらないデザインになるのかな?」
 と思っていたが長い頭部が後ろに湾曲したデザインになっていてこれはこれでカッコイイ。
 多分「クラウド・スカッツ」のようにモーフィングで変形しているのだろうが、
 いわゆる「実物(ガレキなど)では変形を再現できないじゃん」というもの。
 「謎のファティマ」の方は全然わからない。猫耳のようなアンテナが付いているが。
 「破烈の人形」に乗っているのだから「静」かと思ったがどう見ても違う。
 表紙が「イゾルデ・サヤステ」の「マーク4」なら「バルタン」ってこともありえるか?
 (追記:どうやらヒュートランらしい。)

・先月号のニュータイプはダッカスとエストが表紙ということ以外特に書くこともなかったが、
 「花の詩女 ゴティックメード 絵コンテ集(仮)」と「騎士団手帳(仮)」が発売予定とのこと。
 とりあえず単行本13巻早めにお願いします。

2015年6月11日(木)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2015年7月号)

・「がんばれエストちゃん」が1ページ。アイシャが登場して色々と叫んでいる。
 ネットでは情報が錯綜したが単行本13巻は7月に発売が決定。長かったなー。
 「デザインズ5:リッターピクト~太陽星団騎士図鑑」と
 「花の詩女 全記録・絵コンテ・レイアウト集」が今秋発売予定とのこと。
 そしてデザインズ5発売と同時に連載再開らしい。今年中に再開してほしいが果たして?

2015年7月11日(土)

○「ファイブスター物語」感想(月刊ニュータイプ2015年8月号)

・単行本13巻が8月10日発売決定。
 先月号でアイシャが7月発売決定と言っていたが何日とは言わなかったので予想はしてたよ…。
 付録には13巻表紙絵のB2サイズポスター。絵はファティマ町とカイゼリン。
 カイゼリンはミラージュマークと天照家の家紋が入ってるのでジ・エンプレスが天照の手に渡って
 ゴウト・ミラージュになるようにゼノア・アプターブリンガーと呼ばれるようになった時のものかな。

2015年8月10日(月)

○「ファイブスター物語」13巻 感想

・12巻発売から9年ぶりの発売。
 NTでの休載から1年以上も経ちこのまま発売されないのかとも思ったので無事発売されてよかった。
 本のサイズも今まで通り。連載時の漫画のカラーページもそのままカラーで載っている。
 さらに描き下ろしで10P程ダイ・グがクリスに映画「花の詩女」の内容を語っている。
 巻末にはGTM、騎士の服、ガーランドの服、ファティマの新スーツ「アシリア・セパレート」の解説。

・この巻は物語的には大きな盛り上がりは無く多くの伏線を張り巡らせていく繋ぎの巻といった感じだが
 MHがGTMのデザインに変更されるという大きな衝撃があるので注意が必要。
 さらにロボットの名前、専門用語、設定が大きく変更されそれに伴う解説が多くなったので
 この巻の内容を初めて読む人はあまりに新しく覚えることが多くなったので大変といったところか。
 自分は連載時に感想を書いて情報を整理して読んでいたのでその辺はあまり問題なかった。

・メタ的には作者がMHのデザインと今までのSF設定が苦しくなったからか
  映画「花の詩女」の製作を機に大幅に設定を変更したと思われるが
 作品解釈的に考えると「カレンがいたずらしたから」と思うか単行本11巻の「プロムナード」のように
 「現代の地球のように描かれているが同じようなことがジョーカー宇宙で起きてました」
 といった感じのようにMHのある世界からGTMのある世界に視点が移ったと思えばいいだろうか。

・MH目当てのファンや設定名称変更に付いていけないという人は当然いるわけでその辺は致し方ないかな。
 さらに新しい設定が上書きされることがあってもMHのある設定に戻ることはこの作者的にないだろう。

・NTでの連載時と見比べてみると扉絵とその解説、
 NT本誌と単行本とサイズが違う為か細かい説明はカットされている。
 52ページアウクソーの顔が変更、誤植も直ってるかな。

・111ページから10ページ描き下ろし。
 映画「花の詩女」で描かれた星団暦451年の「詩女暗殺計画」の内容を説明。
 「花の詩女」のヒロインのベリンが詩女ラーンでありユニオVであり
 ヤーンの妹でカイエンの叔母とも書かれている。
 現在も存命でラーンがラブと共にクリスとダイ・グを見守るシーンがあるが
 ラブ=ライブ・コントローラー(LEDドラゴン)=すえぞう
 と思っているので混乱する。イメージシーンか?

・ガス状の人工演算システム「シン・ファイア」の説明があるが
 ファティマよりこっちの方がずっとオーバーテクノロジーっぽい。
 またファティマをシン・ファイア化もできるらしく魔導大戦後半に登場するらしい。

・メヨーヨの筆頭騎士団名が「四奉開経金剛騎士団ア・シュ・ラ・テンプル」になっている。
 MHアシュラ・テンプルはGTMホウライと名前が変わっていて
 以前の名前が別の名前に受け継がれている例がよくある。
 MHサイレンはGTMユーレイとなりサイレンの名前は初代フィルモア王の名前になっている。

・セントリー(ドラゴン)は不可視の存在になったので11巻のカステポーで大軍が
 サンダードラゴンによって壊滅したのはボォス星の異常気象扱いされているようである。
 ヘアードの説明を読むと彼女が助かったのはやはりセントリー・ドロップ(命の水)のおかげのようだ。

・という訳で無事発売されて安心したがまだデザインズ5発売まで連載は再開しそうにない。
 昔は「8話の3159戦まで描かれればいいか」などと言っていたが今は6話が無事終わることを願うのみ。

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